cannot attach to password database のエラーメッセージが表示される

cannot attach to password database のエラーメッセージが表示される

①以下のようにcannot attach to password database のエラーメッセージが表示される場合、原因は以下のように考えられます。

【原因】
①security2.fdb ファイル(パスワード管理ファイル)が存在しない or 壊れている。
②①のファイルのファイルアクセス権限がなくなっている。
③Firebird サービスが起動していない。
④サーバー・クライアントでファイルバージョンの違い

上記で、パスワードを管理しているファイルが破損しているのが一番の理由のようです。解決方法をまとめてみました。

①タスクマネージャーを開いて「バックグラウンドプロセス」の中の2つの「Firebird SQL サーバー(32ビット)」を両方とも終了させます。


このうち、Firebird Guardian – DefaultInstanceから終了させます(「タスクの終了」を選択します)でないとFirebird Server – DefaultInstanceが自動的に起動してしまいます。
上記2つの見分け方は、左端の>マークをクリックすると表示されます。

②Windows(C)またはローカルディスク(C)の中の「Program Files (x86)」の中の「Firebird」の中の「Firebird_2_0」の中のunins000.exeを実行してアンインストールします。

「すべて削除します。よろしいですか?」には「はい」を、「共有ファイルの削除」では「すべてはい」を選択します。(下図)


③「Firebird_2_0」の中のファイルが3つまたは4つになったことが確認します。

④「Firebird_2_0」フォルダをフォルダごと削除します。
⑤Windows(C)またはローカルディスク(C)の中の「RCF」フォルダ内の「マニュアル」の中の「Firebird-Firebird-2.0.4.13130-0_Win32-jp.exe」を実行します。